AI 開発の落とし穴を、症状から学ぶ
この連載は、AI 開発を学び始めて間もない学生や社会人に向けて書きました。 AI が出力する難しい内容をあまり読めなくても、問題のある症状は、仕組みを一つずつ置いていくことで簡単に解決できます。
通常の設計開発では気付きにくい、複数の AI の性質や仕様を考慮しないといけない落とし穴と、その対処法を、 実際に起きたこととその検証をもとに学ぶことができます。 各回はファイルやスクリプトを一つ置けば完結し、その仕組みがなぜ要るのかは、置いたあとに解説を読めば分かります。
症状から引くチートシート- 全 1 回 はじめに —— 3 つの連載を、1 冊に 1 冊目の入口です。AI が出してくる量、一度決めたこと、毎回打っている言葉 —— 3 つの連載がどの症状を受け持つかを、先に置いています。症状が出ている章から拾えます。 序論から読む
- 全 14 回 バイブコーディングにおける読まない技術 AI が出してくる量が、読み切れない。テストの出力も、増え続けるメモも、別に走らせた AI の作業ログも。 失敗だけが届き、メモが勝手に増えない形を、一つずつ置いていきます。 序論から読む
- 全 10 回 AIの意見を聞かない技術 一度決めたことが、何度も戻ってくる。断った提案も、書いたはずの禁止も、毎回の確認依頼も。 同じ提案を二度断ったら、その 1 件を書いておく。それだけで、その判断は戻ってこなくなります。 序論から読む
- 全 13 回 言わない技術 毎回打っている言葉が、減らない。やり方も、手順も、計画の催促も、念押しも。 指示を書かなくても意図どおりに進む形を、一つずつ置いていきます。 序論から読む
- 全 12 回 付録 本文の各章は、置くものを 1 つに絞っています。その下で何が動いているかを説明する章です。 本文を読み終えた、上級の技術者に向けて書きました。 序論から読む
- 全 1 回 はじめに —— 前巻の続きを、もう 1 冊に 2 冊目の入口です。確認の記録、効くという思い込み、走らせ方にかかる費用 —— 残り 3 つの連載がどこから始まるかを置いています。前巻を読んでいなくても入れます。 序論から読む
- 全 7 回 確かめない技術 確認したはずなのに、何をどこまで見たかが残らない。撮った画像も、走ったテストも、通ったという報告も。 確かめ方を実行より先に決めて、報告を読まずに済む形にします。 序論から読む
- 全 11 回 動かさない技術 効くと思っている進め方に、確かめた覚えがない。指示の書き方も、頼み方も、会話の長さも。 思い込みを実験で測り直し、あなたの手元でも同じ数字が出るかを確かめられるようにします。 序論から読む
- 全 10 回 追わない技術 どこにいくらかかっているか分からないまま、走らせ方を決めている。モデルの乗り換えも、同時に走らせる数を増やすのも、深追いも。 費用の一点から数える手順を、一つずつ置いていきます。 序論から読む
- 全 20 回 番外編 6 作はすべて「〜しない技術」でした。巻末の番外編だけ、向きが逆です。 整理する、書く、校正する —— 本文で置いた技術を、自分の記録に当て直した実践の記録です。 序論から読む