黎明、春は天色に染められて / mikuma×卯花ロク ft.初音ミク (難易度Lv5)

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卯花ロク  ×26   x0

卯花ロクです。

mikuma様のオリジナルイラストに
曲を書き下ろしさせていただきました。

よろしくお願いします。

■絵:mikuma
X(旧twitter):https://x.com/3kMA7

■曲:卯花ロク
X(旧twitter):https://x.com/ukaroku

off vocal:https://piapro.jp/t/SDUO

[歌詞]
空気の倦怠感
それに比べて青は晴れやか
柔い匂いが早起きした身体には毒で
ペンを進めるフリ 読めない文字の行列だ
この暑さは夏だけのせいじゃないな

斜向かいに集中して 俯いて 君を見て
バレないと思いたい僕は愚かだろう
そんなことわかってんのに
いつまでたってもやめられない
静かだけど 騒がしくて胸が焼けそうだ

あの頃の距離が
懐かしくなるほどの距離だ
軽口を叩き合えてたのが嘘みたいで
昔の自分を妬んだ
君の髪揺れて その度に心は震えて
横顔の銀河に吸い込まれ
我に帰り 机に額を押し付けた

空気の限界化
引き戸を開け 廊下へと逃げた
外部の喧騒を抑えるほど鼓動が騒がしい
冷水機のペダルを踏み込んで口付けた水
熱が冷めないや 冷たい水を飲んでも

なにくわない顔をして 室内へと戻って
振り向かれることをちょっと期待してる
我ながら嘆かわしくて 苦虫噛んだような気持ちで
そんな僕をキョトンとした君が見つめていた

あの頃の時が
閉じ込めてた硝子の時が
イタズラに包みを剥がされて 流れ出した
キラキラ光ってしまった
君がまだ見てる 僕は目を逸らせず固まる
渇いた口中が張り付いて 砂漠のようだ
緑地はすぐ目の前なのに

あの頃の距離が
懐かしくなるほどの距離だなんて
僕の思い違いだった
くしゃりと笑うその顔に気付かされた
君の持つハケであの頃は重ね塗りされて
今の君の色で染められる

春は移り 次の季節はここだった

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