テーマ
ライトモード
Classic Beige Slate Sakana Botanical Shell White
ダークモード
Carbon Synthwave Hacker Tidal Viper

お好みのテーマを選んでください

右上のアイコンからいつでも他のテーマに変更できます

【秘封MV】五秒革命前夜-the World of Dystopia-【TUMENECO】
4:20 公式PV

【秘封MV】五秒革命前夜-the World of Dystopia-【TUMENECO】

TUMENECO 五秒革命前夜
TUMENECO
1,076
打鍵数
5.6
打/秒
3:12
タイピング時間
294
再生回数
Lv.4 むずかしい
2.1 ~ 4.9 打/秒
スポンサー
上達を実感しよう
登録すると自己ベスト記録・成長グラフ・ランキング挑戦ができます
登録する

ランキング

1 nao 98.66 8.7 打/秒
2 tro 97.71 8.4 打/秒
3 login_user_12054 83.63 5.6 打/秒

打ってみた動画

まだ打ってみた動画はありません

この曲のタイピング動画を投稿して、最初の投稿者になろう!

スポンサー

動画情報

TUMENECOによる東方アレンジ楽曲で、秘封倶楽部フルアルバム「the World of Dystopia」のメインテーマソングです。4分20秒の適度な長さと中級レベルの難易度で、東方ボーカルの世界観を楽しみながらタイピングスキルを磨くことができます。 ...もっと見る

YouTube動画の説明

TUMENECO初となる、秘封倶楽部フルMVがついに誕生__! the World of Dystopia   五秒革命前夜 2019年より誠意制作中のフルアルバム 「the World of Dystopia(ザ・ワールドオブディストピア)」 突然の事故により記憶を失ったハードディスク。 Lost the DATAしたTUMENECO。果たして光を見出すことはできるのか__ 作品のメインテーマソング「五秒革命前夜」を、アルバム完成に先立って大公開! 収録アルバム 「the World of Dystopia」 ブックレット小説付き 秘封アレンジフルアルバム 特設HP:未作成 アルバムリリース予定日:未定(データの復旧、もしくは再制作にお時間をいただきます)  委託通販:未定(おそらくメロンブックス様) アムバム公開まで、気長に、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。 ◆MV クレジット◆  絵:たまはな(アメノハナビ)https://twitter.com/tamakohanabi 歌詞:ななせ(lip tone)https://twitter.com/einanase 歌:yukina(TUMENECO) https://twitter.com/yuzyuz_x  & みぃ(GET IN THE RING)https://twitter.com/miemum 脚本:人比良(四面楚歌)https://twitter.com/allenemy 動画:RF https://twitter.com/hal1929 & テルヤマール特等 https://twitter.com/TELyama_ru10910 音楽:tomoya https://twitter.com/TUMENECO   ◆原曲◆ 原曲:少女秘封倶楽部、ラストオカルティズム~ 現し世の秘術師 〇五秒革命前夜 / 人比良(四面楚歌) 「午前四時五十三分十二秒。場所は京都新駅ビルの屋上」 「知ってる」  ふあ、とメリーが口元で手を押さえてあくびをした。つられてあくびをしそうになって、どうにか我慢しようとして、我慢できずに間の抜けた声が漏れた。夜明けが近い時間になるとさすがに眠い。常人が目覚めてくる頃になると眠くなるのは、不良サークルならではだろう。  そもそも閉鎖されているビルの屋上に入り込んでいる時点で、不良どころか非合法サークルだ。今に始まったことではないけれど。  今日も今日とて、非合法なオカルトサークル活動。  とはいえ――今日は、外れだった。 「出てこなかったわねー、噂のマント姿の怪人」 「場所が悪いんじゃないかしら。明日はもっと郊外まで出かけてみる?」 「もう二、三日はってみて、駄目なら場所を変えてみましょう」  まだ無駄だと決めつけるには早すぎる。マント姿の怪人が現れる条件もろくにわかっていないのだ。あくまで京都に住まう学生たちの間で、そういう噂が出回っているというだけなのだから。  ビルの影から影へと空を飛び、京都の街を暗躍する怪人。  残念ながら、今日はエンカウントしなかった。予兆さえも感じさせない。ビルの屋上から見下ろす京都の夜は、どこまでもいつも通りの、穏やかで退屈な夜でしかなかった。 「怪人っていうんなら、出現予告くらいしてくれたらいいのに。怪人であって怪盗じゃないから駄目かな」 「それか『CMあけに怪人登場!あと六十秒後!』みたいな告知かしら」 「何その無駄なエンタメ意識」  CMで告知される謎の怪人は、もはや謎でもなんでもないだろう。  それに、六十秒後と予告されるのも、嬉しいような嬉しくないような。そんなものは完全に予定調和であって、謎でも秘密でもなんでもない。種のわかりきった手品のようなものだ。  それを思えば、今日の空振りもまた、楽しみのエッセンスみたいなものだ。眠くはあるけれど、そんなに悪くもない。メリーだって、目が少しとろんと眠そうにしているけれど、顔は笑っているのだから。  悪くない夜だった。  私は肩をすくめて、冗談めかして言う。 「カウントできることなんて、せいぜい夜明けまでの時間くらいよ」 「本当に?」 「勿論! 私の能力なら確実よ。現在時刻はわかるし、夜明けの時間も把握している。あのビルの向こうから太陽が見えてくるまで、秒単位で読み上げられるわよ」  む、と私は頬を膨らませて反論する。私だってプライドがある。自分の技能を軽んじられたままではいられない。相手が大切なパートナーだというのならなおさらだ。  私たちはパートナーだ。二人組だ。対等の、共犯者だ。  そうである以上、つり合いがとれていなければならない。だというのにメリーは、私をじっと見つめて繰り返すのだった。 「ねぇ、蓮子。それは本当のこと?」 「…………ぁ、」  とろんと。  夜に溶けるような目が、私を見つめている。  そして私は、遅まきながら自身の勘違いに気づいた。  メリーは私を軽んじてなんていなかった。  彼女が軽んじているのは――世界の方だ。  本当に、という言葉。  本当に夜明けまでの秒数を数えられるのか、ではなく。  本当に夜明けがやってくると思っているのか、とメリーの瞳は問いかけていたのだった。  メリー。マエリベリー・ハーン。  夢の境界を越える少女。彼女は――ある意味では、夜から夜にさまよい続ける人間だといってもいいのだから。  私はじっと、蕩けるメリーの瞳を見つめ返す。彼女の瞳に私の姿が映り込んでいるのを確かめるように。 「……ま、明けない夜もあるかもしれないわね」 「醒めない夢だって、どこかにはあるかもしれないように。そういうことよね」 「あるいは逆に、五秒後に世界は終わるかもしれない。そういうものよね」  それは子供じみた妄想だ。  世界は五秒前に生まれたものだったり。  世界は五秒後に終わるものだったり。  たった五秒でも、世界は大きく変わる。  子供の頃に信じていて、大人になったら忘れるような、夢。  でも。 「ご、よん、さん――」  私は気まぐれに、数を数え始める。五、から、一つずつ。ゆっくりと減らしてゆく。  もしかしたら、と思ってしまうのだ。  私は秘封倶楽部だから。少女で、秘封倶楽部だから。  子供じみた夢を、捨てきれないでいる。  五つの数を数えたのなら。  これまでの世界が終わるかもしれない。  これまでの世界が変わるかもしれない。  だって。 「――に、いち――」  数えながら、私はそっと、メリーを見る。不思議な瞳を持つ彼女は、さっきまでと変わらない、とろんとした目つきで私を見ている。私の急な奇行に驚くこともなく、数に耳を傾けている。  メリー。メリー。マエリベリー・ハーン。  かつて、私の世界は――彼女によって変わったのだから。  桜舞う夜に、メリーと出会った。  その瞬間に、全ては変わったのだ。  それまでの退屈な日常は終わり、新しい日常が始まった。マエリベリー・ハーンがいる日常。秘封倶楽部のある世界に。毎日がわくわくの連続で、明日がやってくるのが待ち遠しい、そんな世界だ。  カウントダウンなんてなかった。予兆も予感も働かなかった。突然に現れて、突然に出会って、貴女は私の人生を変えた。奇跡か魔法のように。  だから。 「――ぜろ」  世界よ革命されろ、と。  願いを込めて、数を数え切った。  そして――当然のようん、何も起きはしなかった。空がひび割れることもなければ、謎の怪人が現れることもない。穏やかで静かな、退屈な京都の夜に変化は何もない。  ほら、こんなものだ。  私は自分にそう言い聞かせるように、明るく肩をすくめて、 「メリー、帰りましょ。夜が明けるまでに帰らないと、警備員に見つかるから、」 「蓮子。次は、私の番よ」 「ゎ、」  変な声が出た。  さっきまで距離があったはずのメリーが、気づいたらすぐ目の前にいたからだ。悪戯を企む子供のような笑顔が、視界いっぱいに広がっている。いったい何よ、という暇もなく、その視界が塞がれる。  メリーの手で覆い隠されたのだ。 「ちょっと、」 「いつ、よ、み――」  何よ、と言わせてさえくれない。一方的に、好き勝手に、メリーは秒読みを開始する。私のそれとは違う、古い言葉での数え方。目を覆い隠されているので、声に意識が強く向く。楽しげな、笑っているような声。  真っ暗な視界の中で。  メリーの声だけが、世界の全てのようだった。  ……まあ、いいか。  メリーが何をしたいのかわからないけれど、好きにさせよう。悪い気はしない。メリーのこういうところも、私は好きなのだから。何より、こうして聞いている声は心地よくて、ずっと聞いていたくなるのだから。  けれど無常にも、カウントは減ってゆく。 「――ふ、ひ――」  ずっと、も。  いつまでも、も。  そこにはなくて。  けれど、メリーは。  終わりを告げる代わりに――耳を噛むように唇をあてて、世界の中で私だけに聞こえるような小声で、そっと囁くのだった。 「ひは、秘封倶楽部の、ひ、よ」  するりと、目を覆っていた手が外された。  世界は終わっていなかった。  世界は変わっていなかった。  けれど――私は、言葉を失っていた。何も言えない。目を逸らせない。  メリーから、ではない。  微笑むメリーの向こう。夜空の頂から、東の果てへと流れゆく星から、目を逸らすことができなかった。流星。流れ星。朝日を探すかのように、空の奥へと落ちていく星の輝きを、私は確かに見たのだった。  涙のように星は落ちて、光は夜に溶けてすぐに消えてしまった。それでも、幻でも夢でもなかった。そのことを、私の前で微笑むメリーの顔が証明しているかのようだった。  微笑みを見つめて、私は問う。 「……どうやったの?」 「泣いてくださいって、夜空にお願いしたのよ」  ヒミツ、と。  そう顔に描いてあるかのようだった。はぐらかすような微笑み。笑みの向こう側に、どんな秘密を抱えているのか悟らせない、それでいて秘密を抱えていることは否定しない――そんな、メリーの微笑みが、私は好きだった。  その笑みを出されてしまっては、何をいえるはずもない。  口を閉ざすことしかできない私に対し、メリーはますます笑みを深めて、 「次は雪でも降らせてみせましょうか?」  世界の在り方を変えてみましょうか、と。  なんでもないことのように、メリーは言う。私は無言で肩をすくめた。降参、の合図だ。  種も仕掛けもない。  そんなものは、ただの魔法で、ただの奇跡だ。  もしそうでないのだとすれば、それは――ああ、それ以上は考えるのはやめよう。こんな夜には無粋だし、何よりもそろそろ夜明けだ。  秘封倶楽部の活動は、今夜はおしまい。 「――その秘密、いつか暴いてやるんだから」  不敵な笑みを浮かべて、私は歩き出す。それは強がりでもあったけれど、本心でもあった。私の楽しみ。変わってしまった、私の――私たちの、世界。  秘封倶楽部の世界で、私たちは生きている。  私たちは歩き出す。ふいに見上げた夜空は、じんわりと夜明けの気配を滲ませている。私は心の中でそっと、夜明けまでのカウントダウンをするのだった。  隣を歩くメリーと、朝日を眺めるのを待ち望むかのように。 (了) 2020年10月 (Lost the DATAしたTUMENECOへ、人比良氏より応援短編小説「五秒革命前夜」を寄稿頂きました) 最新情報はTwitterにて発信中/ yukina https://twitter.com/yuzyuz_x tomoya https://twitter.com/TUMENECO TUMENECO http://shoyu-sound.jp/tumeneco/ ©TUMENECO2020 本作品は東方Projectの二次創作作品です。東方Projectは上海アリス幻樂団様の創作物です。 #TUMENECO #東方Project #秘封倶楽部 #蓮メリ
...もっと見る

譜面制作者

tro
このタイピングデータは tro さんが制作しました。
tro さんの他の作品

おすすめの曲

同じチャンネル・同じレベルから
同じレベルの曲をもっと見る
広告ブロックが検出されました

TypingTubeは広告収入で運営しています。サイトの継続のため、広告の表示を許可していただけると助かります。